議席数に応じた中元すず香

 断念の美学/未来を捨てた数だけ人は輝く

甘露の慈雨

アカペラバージョンなんか誰も作ってくれないから、脳内変換でやってますよ。しょうがない。そしたら、今まで我慢を重ねてこらえにこらえて聴いてきたセカンドがとうとう聴けなくなったね。なにこれ。なんかどっか声の音域だか周波数だかをスパッとカットしてるよねぇ。中元名人の甘露の慈雨のような声を、漫然と煮え切らない音楽にむりくり平準化させて挟み込んで、なんか「一体感のあるサウンド」を作ろうとしてますね。ロクなことしませんね。結局は中元チーフの声をその程度の音楽的なツールとしてしか考えてないわけだ。

パーカーマニアは、他のプレイヤーは全部飛ばして、音楽の構成なんかも一切無視して、パーカーのソロのとこだけを抜き出して繰りっ返し繰りっ返し聴いたりするけど、それは天才チャーリー・パーカーを相手にしたときだけに許される行いだった。おれがパーカー以外でそんなことをするようになったのは中元すず香が初めてだ。そうすると、中元名人は最低でも70年に一人の何者かということになるが、そんなことはもうどうでもよく、おれは今日もヘドバンギャを聴いている。音楽うるさい。消・え・ろ。

 

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