議席数に応じた中元すず香

 断念の美学/未来を捨てた数だけ人は輝く

少しの悦び

たまにしか行かないショッピングセンターの中に楽器屋があって、これまでは素通りしていたんだが、昨日はなんだかドラムスティックが握りたくなったので、カミさんを先に行かして自分だけノコノコ店に入ってって、最初はおとなしくパタパタと練習パッドでルーディメントとか叩いてたんだけど、置いてあった電子ドラムのセットをどうしても叩きたくなった。けっこうスペースがあって店員はあっちで誰かと話してるし、こりゃいいやと思って座ってみた。セットを叩くのは20年ぶりくらいである。まずは昔よくウォーミングアップに使っていたKENSOの「空に光る」と「さよならプログレ」で体をあっためてから、コルトレーンジャイアント・ステップスに移った。すっかりゴキゲンだ。

楽器の中で、イメージトレーニングだけでそこそこ技術を維持できるのはドラムぐらいだろう。昔やってたことはけっこう思ったように叩けるのである。だから、いつも拝むように見ているRomain Goulonのプレイ動画を思い浮かべてブルデスに挑戦してみた。左足は、ツーバスの代わりにペダルのシャフトが右のベードラまでびよーんて伸びているあれである。

まったくだめだった。手のカカカカカカカカカカカカカカカカっていう連打が続かない。ましてやあのバイブレーターみたいな足踏みはまったくできない。いまに下っ腹のスジが断裂する。イメトレの限界である。すっかり白けてしまった。

でも本当にやってみたかったことは別にあった。あっただろう?
イジメダメ。
他に用事がなけりゃ、次はいつ来れるかわからんぞ。
だから思い切って始めた。そしたら面白いようにできた。できたのである。
想像してたよりもできた。
フレーズを完全に歌えるようになると、身体的な限界を超えていなければ、ドラムは叩けるのである。ブルデスは老体には無理だったが、イジメはいけた。たぶんBABYMETALの中では比較的楽な曲なんだと思う。Air Vocalバージョンをじっくり聴き込んでたし*1。イメージトレーニングは、年寄りにささやかな悦びをもたらすくらいの威力はあるのである。あんまり気持ちよくて、いつの間にかカミさんに見られてるのにも気づかなかった。でも下っ腹のスジはまだおかしい。

今度はロンドをおさらいしておいて、チャンスがあったらやってみたい。しかし変拍子とかそういうのはプログレをやってたから平気なんだが、手と足の絡め方がちょっと変態的なので、きっとくじけるだろう。

ちなみに神バンドでは、私は絶対的に前田氏支持です。

 

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今では信じられないが
ちょっと前まで中元名人は子供でした
こんなに立派な大人になるとは想像できませんでした
うかつでした
私はいくつになっても迂闊が治りません
中元主任の姿を見ると
自分が本当に恥ずかしいです

でもいまヘドバンギャとかを聴くと
実はずっと前から中元師範は大人でした
そして前世のどこかで私はあなたの息子だった気がします
そう感じている者は私だけではないはずです
きっと気づいてないだけです

 

*1:自分がバンドをやってたからBABYMETALを音楽的な観点であれこれ詮索して楽しむかというとまったくそんなことはなくAir Vocalよりも、むしろすず香先輩のボーカルトラックだけを抜き出したアカペラバージョンが欲しい。本当はそれで十分です。どうして作ってくれないのでしょう。需要ありますよね。ないですか。でも中元教官のアカペラ以上にクオリティーの高い「音」がBABYMETALにありますか。アカペラだったら2ndアルバムだって喜んで聴けるんですけど。そーじゃん! 音楽があるからイヤなんじゃん!! そして夜明けとともに聴き、仕事をしながら聴き、さらに徹夜のおともに聴き続けます。避難袋に入れておきます。マイクロチップにして首の後ろに埋め込みます。

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